物流スタートアップのCBcloud(CBクラウド、東京・千代田)は配送業務を担う個人事業主に代車を貸し出すサービスを5月から始める。所有車を車検や修理に出す場合、同社が保有する車両を一時的に使えるようにする。個人事業主が収入機会を失うことなく継続的に仕事ができる体制を整え、ドライバーを呼び込みやすくする。
黒ナンバーを取得した貨物軽自動車を最大7日間貸し出す。まず首都圏の1都3県で15台を用意し、対象地域を広げながら3年間で100台に増やす。料金は1日8800円とする。
代車の貸し出しは専用アプリで受け付ける。審査終了後に東京都大田区にあるCBクラウドの営業拠点で代車を引き渡す。
CBクラウドは、ドライバーが時間や条件に応じて仕事を選べる「ピックゴー」を展開し、短時間で働ける個人事業主を取り込んでいる。代車を貸し出すことで点検や修理など必要な対策に時間を割けるようにし、ドライバーの安全確保にもつなげる。
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