13日の東京外国為替市場は、アメリカのFRBが来週開くFOMC=連邦公開市場委員会で利下げに踏み切り、利下げ幅も予想より大きくなる可能性もあるという見方が広がり、朝方からドルを売って円を買う動きが増えました。

午後に入ってからもドルを売る動きが続き、一時、1ドル=140円60銭台とことしに入って最も円高ドル安が進む場面もありました。

午後5時時点の円相場は、12日と比べて1円85銭円高ドル安の、1ドル=140円89銭から92銭でした。

またユーロに対しては、12日と比べて83銭円高ユーロ安の、1ユーロ=156円29銭から33銭でした。

ユーロはドルに対して1ユーロ=1.1092から93ドルでした。

市場関係者は「アメリカのFRBの利下げは確実視されていて、利下げの幅に注目が集まっている。また、来週はFOMCのそれぞれ参加者が適切だと考えている金利水準=ドット・チャートも示され、このあとどれくらいの水準まで利下げをする見通しなのかを見極めたいという投資家も多い」と話しています。

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