米オープンAIのロゴ(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米オープンAIは12日、数学や化学などの複雑な問題に対し、論理的に答えを導き出せる人工知能(AI)の新たな基盤モデル「オープンAI o1」を発表。対話型AI「チャットGPT」に組み込み、12日以降、順次提供する。博士課程の学生並みの高い成績を出せるという。

 o1は、人間の対応と同じようにじっくりと考え、自身の答えの誤りを認識し、論理的に考えるように訓練。国際数学オリンピックの予選問題の正答率は83%に達し、従来型の13%を大きく上回った。

 サム・アルトマン最高経営責任者(CEO)はX(旧ツイッター)に「これは汎用的で、複雑な推論ができる新しいAIだ」と投稿した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。