群馬県は25日、県内に74カ所ある警報機も遮断機もない「第4種踏切」を2029年度末までに原則として全廃する方針を示した。可能な限り廃止し、存続する場合も警報機と遮断機のある「第1種」に転換する。県は第4種踏切を抱える市町村や鉄道会社と協議し、9月末までに個別の踏切ごとの対策を公表する。
廃止も転換も難しい踏切は手動棒を設置するなど安全対策を進める。県は市町村や鉄道会社に法的な指定や国の補助金活用を促す。国土交通省と調整するほか、必要に応じて25年度以降の予算的措置も検討する。
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