【ニューヨーク共同】10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅に反落し、前日比92.63ドル安の4万0736.96ドルで取引を終えた。11日に8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、持ち高調整のための売り注文がやや優勢だった。
市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が17日から開く連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに踏み切るとの見方が有力だ。投資家の間では利下げ幅の行方に関心が集まっており、CPIの内容でインフレ動向を見極めようと積極的な買いが手控えられた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、141.28ポイント高の1万7025.88。
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