阪急電鉄は10日、磁気定期券の発売を2025年3月31日で終了し、原則「PiTaPa(ピタパ)」などのIC定期券にすると発表した。IC定期券の利用が増えていることや、磁気券に含まれる金属のリサイクルが難しいことなどを理由に挙げた。
障害者割引など一部のケースでは引き続き磁気券を発行するが、将来的には廃止する予定という。同じ阪急阪神ホールディングス傘下の能勢電鉄も同日、磁気定期券の販売を終了すると発表した。
また、他社線にまたがる区間でのIC連絡定期券で、JR西日本や近畿日本鉄道、南海電気鉄道、京阪電気鉄道の線区への乗り入れ区間を2025年4月から拡大する。
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