10日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=143円台後半で取引された。  午後5時現在は前日比45銭円安ドル高の1ドル=143円60~62銭。ユーロは20銭円安ユーロ高の1ユーロ=158円50~54銭。  米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅な利下げ観測の後退で、午前はドル買い円売りが優勢だった。午後に入ると米経済の減速を警戒したドル売りもあった。  市場では「大きな取引材料がなく、値動きは限定的」(外為ブローカー)との声があった。


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