メルカリの「AI出品サポート」では商品名や説明をAIが自動で入力する(10日、東京都港区)

メルカリは10日、フリマアプリでの出品を人工知能(AI)が手助けする機能の提供を始めたと発表した。利用者が出品物を撮影した後に商品分類を選ぶと、AIが商品説明や状態、販売価格といった出品情報を3〜5秒ほどで作る。利用者が確認して問題なければそのまま出品できる。手間を減らし、フリマアプリでの出品量を増やす。

新機能の名称は「AI出品サポート」。例えば瓶入りの化粧品を出品する時には、撮影写真の外見から化粧品の名前や「途中まで使用済み」といった商品の状態をAIが識別して出品画面の説明文に反映する。価格は過去に出品された同じ種類の商品の販売実績をもとにAIが売れやすいと判断した値段を提案する。

AIが自動で入力した内容は利用者が必要に応じて修正できる。全ての出品物で使えるが、ノーブランドの物など出品物によっては情報の精度が低いことがある。

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