美容用品商社のビューティガレージが9日発表した2024年5〜7月期の連結決算は、純利益が前年同期比6%減の2億4400万円だった。主力の美容室向けの電子商取引(EC)は好調だったものの、展示会の出展費用や25年5月に稼働予定の物流拠点への支出が響いた。

売上高は10%増の78億円だった。美容室がシャンプーなど消耗品を定期購入する需要が増え、ECを柱とする物販事業の売上高は68億円と14%伸びた。美容室の開業が増えた前年同期からの反動による店舗設計事業の減収を補った。

25年4月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比14%増の339億円、純利益は12%増の12億円を見込む。

同日、最大2億円の自社株買いをすると発表した。発行済み株式総数(自社株を除く)の1.26%にあたる16万株を上限に買い付ける。取得期間は10日から12月27日まで。

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