シーイーシーが9日発表した2024年2〜7月期の連結決算は、純利益が前年同期比10%減の22億円だった。人件費や研究開発費などが増え、利益を押し下げた。
売上高は4%増の275億円と過去最高だった。デジタルトランスフォーメーション(DX)関連の需要を取り込んだ。自動車メーカーなど製造業の活発なIT(情報技術)投資を背景に、システム開発の案件が好調だった。
老朽化したシステムの刷新に伴い、クラウドやセキュリティー関連のサービスも伸びた。広告宣伝費などの増加を補えず、営業利益は32億円と8%減った。
25年1月期の連結業績予想は据え置いた。売上高は前期比6%増の565億円、純利益は5%減の43億円を見込む。
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