サントリーホールディングス（HD）は9日、2025年国際博覧会（大阪・関西万博）に飲食店3店舗を出店すると発表した。そのうちの1店舗はダイキン工業と連携し、温度や湿度を調整した空気を天井から低速で落下させる新しい空調システムを導入する。このほかの店舗もメニューや内装などに日本らしさや先端技術を取り入れた。
いずれも万博会場の「ウォータープラザ」エリアの西棟にオープンする。ダイキンとコラボする「水空SUIKUU」は座席数が約190席と最も多く、空調技術を活用して高原のような爽やかな空気を感じられるようにした。国内産の食材を活用したコース料理のほか、サントリーの酒類をアレンジしたドリンクを提供する。
近畿大学水産研究所とコラボした店舗は約110席で、完全養殖マグロ「近大マグロ」などを使った海鮮料理を提供する。映像や音響などを駆使して海底をイメージした空間を演出した。サントリーHD単独で出店する約150席の「サントリーパークカフェ」は「サントリー天然水」を使ったかき氷など、万博バージョンにアレンジしたサントリー製品を提供する。
【関連記事】
- ・大阪万博、25日からパビリオン抽選予約 海外館は8館
- ・大阪万博、会場最寄りの夢洲駅25年1月19日開業
- ・大阪万博の電事連出展館 専用デバイスで未来の電気体感
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
