週明け9日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=142円台後半で取引された。  午前10時現在は前週末比18銭円安ドル高の1ドル=142円69~71銭。ユーロは29銭円高ユーロ安の1ユーロ=158円14~18銭。  米労働省が前週末6日に発表した8月の雇用統計を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が強まり、円買いドル売りがやや先行した。その後は利益確定を狙ってドルを買い戻す動きが優勢だった。  外為ブローカーは「米雇用統計後の激しい値動きは落ち着いたが、まだ荒い相場になる可能性がある」とした。


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