スバルの矢島工場(群馬県太田市)

SUBARU(スバル)とパナソニックホールディングス(HD)傘下の電池事業会社、パナソニックエナジーが6日、群馬県大泉町に車載用リチウムイオン電池工場を新設し2028年度から生産を始める計画を発表した。同町など関連する県内自治体は雇用創出などの面で歓迎を表明した。

大泉町の村山俊明町長は「産官金で進めてきた新産業団地造成事業にとって本町の2大基幹産業であるスバルとパナソニックがリチウムイオン電池工場を本町に新設することが決まったのは最良の知らせ。人口増や若者の雇用確保など企業の町としてさらなる発展につながることを期待する」とコメントした。

スバルは25年ごろから大泉町に隣接する太田市の矢島工場で電気自動車(EV)生産を始める。太田市の清水聖義市長は電池工場新設について「新しい産業が入ってきたと言える。本市はスバルに支えられている街であり生産体制の増強はありがたい。太田市からの通勤もしやすく、より多くの方に住んでもらえる」と述べた。

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