みずほ銀行とみずほ信託銀行は6日、2026年3月末に紙の約束手形、小切手の発行を終了すると発表した。発行済みの手形、小切手を含めた決済期限は27年3月末までに設定する。手形を通じた融資などの関連サービスもあわせて終了させる。手形・小切手の発行終了の方針を示すのは三井住友銀行に続く動きとなる。

三菱UFJ銀行を含む3メガバンクはすでに紙の手形、小切手の発行を終える方針を決めており、みずほ銀は関連サービスを含めた終了時期を公表した。終了の対象になるのはほかに手形割引や手形債権の流動化サービスなど。利用する企業には決めた期日に金融機関の間で代金を自動送金する「電子記録債権」などへの移行を促す。

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