積水ハウスは5日、2025年1月期の連結業績予想を上方修正し、売上高を従来の3兆8750億円から初となる4兆円に引き上げた。注力する米国での一戸建て住宅事業が好調で、米住宅大手MDCホールディングスの買収も寄与すると見込んだ。米国では5月以降、住宅ローン金利の高止まりで販売の落ち込みも見られたが、人口増により需要は底堅いとしている。
米国では9月の政策金利引き下げが確実視されており、潜在的な住宅需要が顕在化する可能性がある。ただ上方修正には織り込んでいない。
東京都内で記者会見した仲井嘉浩社長は「期待を持って見ているが売り上げに大きく効いてくるのは来期からだ」と述べた。
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