生産を再開したのは、「カローラ フィールダー」、「カローラ アクシオ」、「ヤリス クロス」の3車種です。

トヨタ自動車では国の型式指定の申請に伴う認証試験で不正が発覚し、国土交通省からの出荷停止の指示を受けてことし6月から、この3車種の生産を停止していました。

その後、国の安全基準などに適合していることが確認されて、7月末付けで出荷停止の指示が解除されたことから、4日夜から子会社の「トヨタ自動車東日本」の「宮城大衡工場」と「岩手工場」で生産を再開しました。

生産の再開は、およそ3か月ぶりです。

この3車種の生産再開は当初、今月2日を予定していましたが、台風10号の影響で再開を延期していました。

トヨタは「納車をお待ちいただいているお客様に1日でも早く1台でも多く、お届けできるよう努力していきます」とコメントしています。

認証試験での不正をめぐって、トヨタでは新たな不正が7月に発覚し、国土交通省から是正命令を受けていて、今後は再発防止策を着実に進めていけるかが問われることになります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。