健康食品通販のティーライフが4日発表した2024年7月期の連結決算は、純利益が前の期比47%減の3億1900万円だった。巣ごもり需要の反動減でEC(電子商取引)事業が低調だったほか、米国向け越境EC事業強化に伴うM&A(合併・買収)関連費用などが影響した。
小林製薬の紅麹(こうじ)問題の余波でサプリメント販売も伸び悩んだ。西上節也社長は記者会見で「『機能性』という言葉のイメージが変わり、消費者が疑問を持つようになった」と述べた。
25年7月期は売上高で前期比1%減の128億円。純利益は33%増の4億2300万円を見込む。年間配当予想は40円(前期は46円)とした。主力のルイボスティーを中心にノンカフェイン製品などを強化していく。
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