朝日新聞社は25日の取締役会で、中村史郎社長が代表取締役会長となり、後任の代表取締役社長に角田克専務が就任する人事などを決めた。6月25日の株主総会と臨時取締役会で正式に決定される。
中村社長はグループ経営統括となり、朝日新聞グループ全体の経営に注力する。2023年6月から日本新聞協会の会長に就いており、メディア業界の課題にも取り組む。
角田専務はコンテンツ・デジタル政策統括を務め、コンテンツ発信の改革などを進めてきた。今後は社長として業務執行を統括し、事業の構造転換や成長力強化へ向けた施策を担う。
角田 克(つのだ・かつ)早大卒、89年に朝日新聞社入社。東京本社社会部長、執行役員編集担当兼ゼネラルマネジャー兼東京本社編集局長などを経て、23年6月から専務取締役。59歳。
中村 史郎(なかむら・しろう)東大卒、86年に朝日新聞社入社。執行役員編集担当兼ゼネラルマネジャー兼東京本社編集局長、代表取締役副社長などを経て、21年4月から社長。61歳。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。