30日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台後半で取引された。  午前10時現在は前日比01銭円安ドル高の1ドル=144円72~73銭。ユーロは70銭円高ユーロ安の1ユーロ=160円34~40銭。  29日発表の4~6月期の米実質国内総生産(GDP)改定値が速報値から上方修正され、米景気の先行き懸念が和らぎ、円売りドル買いが先行した。その後は日米金融政策の方向感の違いが意識され、円を買い戻す動きもあった。  外為ブローカーは「パニックのような激しい値動きは落ち着いてきた印象だ」と指摘した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。