総務省によりますと、東京23区の8月の消費者物価指数は、速報値で生鮮食品を除いた総合で、2020年を100として107.9となり、去年の同じ月より2.4%上昇しました。

上昇率は7月の2.2%から0.2ポイント拡大し、3か月連続で2%台となりました。

政府が続けてきた電気・ガス料金への補助金がいったん終了したことが主な要因で、「電気代」は去年の同じ月から24.2%、「都市ガス代」は16.9%、それぞれ上昇しました。

「生鮮食品を除く食料」も2.7%上昇し、上昇率は前の月から0.1ポイント拡大しました。

上昇幅が大きかったものでは、
▽「コシヒカリを除くうるち米」が28.2%
▽「果実ジュース」が25.8%
▽「輸入の牛肉」が14.7%
▽「チョコレート」が8.7%
▽「おにぎり」が8.3%などとなっています。

東京23区の指数は全国の先行指標として注目されていて、全国の8月の指数は9月20日に公表されます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。