【ワシントン共同】米商務省が29日発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値は、年率換算で前期比3.0%増だった。速報値の2.8%増から上方修正し、金融市場の事前予想も上回った。個人消費の上方修正が寄与した。
伸び率は3四半期ぶりに拡大し、米経済の堅調さを示した。ただ、足元では失業率が上昇するなど先行きへの懸念が高まっており、FRBは、9月の連邦公開市場委員会で利下げする可能性を強く示唆している。
個人消費は速報値の2.3%増から2.9%増に上方修正した。一方、設備投資は5.2%増から4.6%増、住宅投資は1.4%減から2.0%減にそれぞれ下方修正した。
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