主力の「ゴールドスペシャル」シリーズの「炒り豆スペシャルブレンド250g」は店頭価格で23%値上げへ

UCC上島珈琲(神戸市)は24日、家庭用レギュラーコーヒー製品54品目を7月1日出荷分から、値上げすると発表した。コーヒーや紅茶など大型ペットボトル飲料9品目も9月2日出荷分から引き上げる。主力の「ゴールドスペシャル」シリーズ「炒り豆スペシャルブレンド250g」は店頭での販売価格が税抜きで648円から798円と23%高くなるなど、2〜3割の上昇を見込む。

家庭用レギュラーコーヒー製品の値上げは2022年9月以来、大型ペットボトル飲料は23年1月以来となる。業務用のレギュラーコーヒーも納入価格を順次見直す方針だという。コーヒー豆の国際相場の高騰に円安が重なって調達費が上昇しており、「コストアップを吸収し続けることが困難」と判断した。

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