中国スマートフォン大手の小米（シャオミ）日本法人は28日、地上波放送が映らないチューナーレステレビに9機種を追加し、順次発売すると発表した。従来は国内では最上位モデル1機種のみを販売していた。動画配信サービスのみを楽しみたいという消費者に向けてラインアップを拡充する。
基本モデルとなる「Xiaomi TV A」シリーズについては2機種を用意した。映像をより鮮やかにする技術を採用した「同A Pro」シリーズが4機種、液晶の裏に微細な発光ダイオード（LED）を敷き詰めた「同S Mini LED」シリーズが3機種となる。画面サイズは43〜75型で、価格は3万9800円から。電子商取引（EC）サイトを通じて販売する。
「ネットフリックス」などの動画配信サービスの普及に伴い、地上波放送をあまり視聴しない若年層が増えている。シャオミ日本法人の片山将氏は同日都内で開いた発表会で「大画面で配信動画を楽しみたい若者や、寝室用など2台目需要を見込む」と話した。
【関連記事】
- ・薄型テレビ国内出荷台数、23年10%減 3年連続マイナス
- ・ネット対応TVに広告分析ツール AbemaTVが7月開始
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
