28日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比43銭円高ドル安の1ドル=144円55~58銭。ユーロは57銭円高ユーロ安の1ユーロ=161円28~32銭。

 日米金利差が縮小するとの見方から円を買ってドルを売る動きが優勢となった。一方で日中の取引材料が少なく、利益確定を狙った円売りも出るなど全体としては方向感を欠く値動きだった。

 大手銀行の関係者は「(米半導体大手の)エヌビディアの決算発表を控え、市場は様子見ムードが強い」と話した。

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