川崎汽船は英国の海洋インフラ開発企業、アクテオン・グループ・オペレーションズと日本における浮体式風力発電の事業化で協力すると発表した。日本近海での貨物輸送を担う子会社の川崎近海汽船と共同出資するケイライン・ウインド・サービス(東京・千代田)がアクテオンと協業の覚書を結んだ。
川崎汽船は海底油田といった海洋資源開発に必要な資材などを運ぶオフショア支援船を手掛けている。オフショア支援船のノウハウを生かせる新領域に浮体式風力発電を位置づけており、ケイライン社を通じて必要な技術の研究を進めている。
アクテオンは欧州を中心に浮体式風力発電の設計から工事まで豊富な実績を持つ。川崎汽船は協業を通じて日本で効率的なサービスの提供を目指す。
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