米国のベンチャーキャピタル(VC)、ペガサス・テック・ベンチャーズが主催する「スタートアップワールドカップ」の九州予選が27日、熊本市内で開かれた。約230社の応募から選ばれた11社がプレゼンテーションを繰り広げ、人工核酸を用いた希少疾病や感染症の医薬品の開発を手掛けるステープルバイオ(熊本市)が10月に米サンフランシスコで開かれる世界決勝戦へ進むことが決まった。
ステープルバイオの勝田陽介チーフサイエンスオフィサー(CSO)は「薬を出すときこそが目標、この賞に見合う企業かどうか見続けていてほしい」と話した。同ワールドカップは50を超える国と地域で予選を行い、世界決勝戦の優勝投資賞金は100万米ドル(約1億4500万円)という。
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