高校生など15人が京セラの本社を訪れた(8月、京都市)

京セラは女子中高生を対象とした会社紹介の取り組みを始めた。まず関西などに住む15人が京都市の本社を訪れ、祖業のセラミック関連の技術紹介や先輩社員と交流した。吉川英里執行役員は「中長期目線で理工系の女性人材を増やし、多様性のある開発体制づくりにつなげたい」と話す。

公益財団法人の山田進太郎D&I財団が立ち上げたSTEM(科学・技術・工学・数学)領域の職場体験プログラム「Girls Meet STEM Career」に参加した。理工系人材が中心の京セラでは社員の女性比率が2割程度にとどまっている。

関西での職場体験プログラムの開催は初めてといい、12月に鹿児島県霧島市の研究拠点でも開く予定だ。

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