新製品説明会に登壇したファミマの白戸栄良マネジャー(中央)ら(26日、東京都港区)

ファミリーマートは26日、著名な料理店2店が監修したおにぎりを27日から順次発売すると発表した。近海まぐろのツナと秋田県の伝統的な漬物「いぶりがっこ」を組み合わせるなど、店の料理の味に近づけた和風と洋風の合計4品を扱う。おにぎり全体の9月の販売金額を前年同期比10%増にしたい考えだ。

全国の約1万6300店で、おにぎりのシリーズ「ごちむすび」として販売する。和食料理店の「賛否両論」(東京・渋谷)が監修した「一本釣 近海まぐろのツナ いぶりがっこ入り」(240円)は、マグロのかたまりを使用し、いぶりがっこを入れてパリパリとした独特な食感を楽しめるようにした。

西洋料理店の「上野精養軒」(東京・台東)監修の「銀鮭のムニエル風(タルタルソース)」(258円)はタルタルソースを使い、洋風に仕上げた。

26日の説明会に登壇したファミマの白戸栄良マネジャーは「専門店の増加やインバウンド(訪日客)の拡大で、おむすびの需要が高まっている」と話した。

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