【ニューヨーク共同】23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日終値と比べた上げ幅は一時、400ドルを超えた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が9月の利下げ開始を示唆したことを好感し、買い注文が膨らんだ。

 ダウの午前10時半現在は前日比415.88ドル高の4万1128.66ドルを付けた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は289.97ポイント高の1万7909.32。

 パウエル議長は23日午前の講演で「政策調整の時が来た。方向性は明確だ」と述べ、9月の次回会合で利下げする可能性を強く示唆した。金利低下は投資に有利なことから買い注文が集まって相場が上昇した。

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