日産自動車は23日、車両の組み立てなどを担う工場の作業員がより柔軟に働けるようにする取り組みを、2024年度から国内全工場で順次導入すると明らかにした。育児や高齢を理由にフルタイム勤務が難しい人材に配慮し、現場の労働力不足に対応する狙いだ。  この取り組みは「スマート工程」と呼ばれ、福岡県苅田町の工場で21年度に始めた。海外工場も25年度から正式に導入する。30年を目安に取り組みの利用が見込まれる人数を精査した上で展開を進める。


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