関係者によりますと、キオクシアホールディングスは23日、東京証券取引所に上場を申請したということです。

キオクシアは、もとは東芝の半導体事業の会社でしたが、2018年に東芝の経営再建策の柱としてアメリカの投資ファンドなどに買収され、独立しました。

会社は4年前の2020年に上場を承認されていましたが、米中の貿易摩擦の激化で、事業の先行きに不透明感が強まっていることなどを理由に上場の直前に延期していました。

生成AIの普及などでフラッシュメモリーの市場は、今後さらなる拡大が期待される一方、会社は生産の拡大に向けた設備投資をめぐる競争で海外メーカーから遅れをとっていました。

こうした中、上場を通じて調達した資金で設備投資を進めることで競争力の強化につなげたい考えです。

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