ぼたんこしょう(奥)はピーマンに近い形で、果肉もピーマン同様に肉厚だ

セブン―イレブン・ジャパンは長野県中野市の伝統野菜「ぼたんこしょう」を使ったおにぎりやパスタなど4品を期間限定で販売する。ぼたんこしょうの認知度向上に貢献しようと、中野市の高校生もメニュー考案に参加した。長野県のセブンイレブン約460店舗、山梨県の約200店で売り出す。

ぼたんこしょうはピーマンに似た丸みを帯びた形で、辛みが強い。「だし飯おむすびぼたんこしょう」(124円)は、ぼたんこしょうの鮮やかな緑が売り場でも目を引くよう、だし飯に混ぜ込んだ。おつまみにもなる「冷たいまま食べる鶏唐揚ぼたんこしょうまみれ」(321円)は高校生が発案した。

セブン―イレブン・ジャパンは中野市などと長野県庁で記者会見し、これまでの取り組みを振り返った(21日、長野市)

セブン―イレブン・ジャパンは2013年から、ぼたんこしょうを使った商品を毎年販売している。同社オペレーション本部の毛利大氏は「取り組み開始時は350キロほどだった使用量が10倍ほどに増えた」と手応えを語る。

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