タイガー魔法瓶はふたつの抽出方法を組み合わせた高価格帯のコーヒーメーカーを発売する

タイガー魔法瓶は21日、高価格帯のコーヒーメーカーを10月1日に発売すると発表した。コーヒー粉にお湯を通過させる抽出方法と、お湯に浸す抽出方法を同社の製品として初めて組み合わせた。高価格帯の需要が堅調な中、独自の抽出方法を提案し差異化を図る。

市場想定価格は3万3000円。コーヒー粉をお湯に浸し、追加でお湯を注いで下のコーヒーサーバーに落とす工程を繰り返して抽出する。苦みやコク、香りなどそれぞれの抽出方法の良さを引き出した味わいになるという。最大6杯入れられる。

本体の大きさは幅15センチメートル、奥行き34センチメートル、高さ35センチメートル。幅を抑えたデザインで単身者向けの住宅など狭いスペースでも置けるようにした。2万円以上の高価格帯のコーヒーメーカーの需要が拡大する中、独自の抽出方法で自宅で気軽にコーヒーを楽しみたい消費者の需要を開拓する。

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