日本政府観光局が発表した7月の訪日外国人数(推計値)は前年同月比41.9%増の329万2500人だった。コロナ禍前の2019年7月比でも10.1%増加。5カ月連続で300万人を超え、単月として2カ月連続で過去最高を記録した。7月までの累計は2106万9900人となり、過去最速で2000万人を突破した。

7月は国・地域別で、中国が77万6500人と最も多く、韓国が75万7500人、台湾57万1700人、タイ27万9100人と続いた。中国は水際規制緩和や地方路線増便などが追い風となり前年同月比147.8%の大幅増。韓国、台湾が日本各地へのチャーター便を含む地方路線の増便などで7月として過去最高となるなど、主要23市場のうち19市場で7月としての過去最高を記録。香港、メキシコでは単月として過去最高を更新した

政府は年間の訪日客数が過去最多だった2019年の3188万人を25年までに上回る目標を掲げている。このペースでいけば、24年の年末を待たずして目標達成する勢い。

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