販売代理店の管理や教育を効率化できるクラウドサービスを手掛ける(イメージ)

販売代理店などの提携先企業を効率的に管理するソフトウエアを手掛けるパートナープロップ(東京・渋谷)はベンチャーキャピタル(VC)のジェネシア・ベンチャーズなど3社を引受先とする第三者割当増資で2億3000万円を調達した。生成AI(人工知能)を活用して、アバター(分身)が製品を紹介する動画を自動で生成するサービスを始める。

パートナープロップはソフトやサービスを持つ企業が販売代理店の管理や教育、資料のやり取りなどを効率化できるクラウドサービス「PartnerProp」を手掛ける。代理店向けに製品知識を研修するeラーニングの講座を設けることもできる。4月に正式にサービスを始めた。料金は月50万円からで現在は約100社が利用する。

今後は調達資金で生成AIを活用した新機能開発に取り組む。第1弾として製品紹介資料をシステムにアップロードするとアバターが内容を読み上げる動画を自動作成する機能を9月に投入する。広告宣伝や人材採用も強化し、2年後をめどに1000社への導入を目指す。

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