ファミリーマートは24日、高級チョコレートメーカーのゴディバ・ジャパン（東京・港）が監修した、かき氷状の飲料「フラッペ」を30日に発売すると発表した。カカオをふんだんに配合した濃厚なチョコレート味など2種類をそろえる。日常でちょっとしたぜいたくを味わいたいという消費者に売り込む。
発売するのはチップ状のチョコレートが入った「チョコレートフラッペ」とイチゴの果肉の酸味とホワイトチョコレートの甘みを組み合わせた「ホワイトチョコレートストロベリーフラッペ」の2種類。価格はいずれも460円。
フラッペは2014年の発売から累計で約2億7000万杯を販売した同社の主力商品の一つ。自分へのご褒美ニーズを見込み、24年度の販売数量は前年度比10%増を目指す。
ファミマでフラッペを担当する高倉一真氏は同日開いた説明会で「（カカオの高騰などの）原料高は昨年以上だ。商流や物流、成分の配合などを検討し、低価格を実現した」と説明した。
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