豚の形をした蚊取り線香を入れる容器「蚊遣豚(かやりぶた)」などを展示する(20日、東京都渋谷区)

メルカリは20〜28日の期間限定で、身近にあるが名前を知られていない物を集めた「名前のわからないもの展」を開く。正式名称の知名度が低い物の実物約100点と、名前付きのイラストを展示し、合わせて200点以上の正式名称を知ることができる。正式名称が分からず埋もれる物への注目を高め、フリマアプリへの出品を促す。

展示はUNKNOWN HARAJUKU(東京・渋谷)で開き、入場料は無料。ラーメンの湯切りに使う「てぼ」やカレーのルーを入れる食器「グレイビーボート」といった展示物を用意する。

フリマアプリでは正式名称が分からないと出品しづらくなるほか、正式名称を付けずに出品しても検索にかかりづらくなる。メルカリのカスタマーマーケティングチームの池田早紀マネジャーは「正式名称が分からないと価値あるものが家の中に眠る原因となる。名前を知ってもらい家の中に眠っているものがあれば出品してほしい」と話した。

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