週明け19日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=145円台を付けた。日米金融政策の方向性の違いが意識され、金利差縮小を見込む円買いドル売りが広がった。  午後4時現在は前週末比3円17銭円高ドル安の1ドル=145円86~87銭。ユーロは2円68銭円高ユーロ安の1ユーロ=161円04~07銭。  米商務省が16日に発表した住宅着工件数が低水準で、米経済の不透明感が警戒された。米連邦準備制度理事会(FRB)が9月の利下げに踏み切るとの思惑に対し、日銀は金融政策の正常化に向けて利上げを慎重に進めていくとの見方が根強い。


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