日経平均株価の上げ幅が一時1000円を超えたことを示すモニター=16日午前、東京・東新橋

 16日午前の東京株式市場で日経平均株価(225種)は大幅続伸し、上げ幅は一時1000円を超えた。取引時間中として今月2日以来、2週間ぶりに節目の3万7000円台を回復した。前日の米国株高や円安進行を好感し、輸出関連を中心に幅広い銘柄で買い注文が膨らんだ。  午前9時15分現在は前日終値比884円85銭高の3万7611円49銭。TOPIXは54・11ポイント高の2654・86。  平均株価への影響が大きい半導体関連株の値上がりも目立ち、相場を押し上げた。前日の米国株式市場は主要な株価指数がそろって上昇した。7月の米小売売上高が市場予想を大幅に上回り、米景気後退への懸念が和らいだ。


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