【北京共同】中国国家統計局が15日発表した7月の新築住宅価格指数は、主要70都市のうち全体の9割強に当たる66都市で前月と比べて下落した。下落は6月から2都市増えた。中国政府は在庫物件の買い取りなど不動産市場を下支えする政策を相次いで打ち出しているが、効果は限定的にとどまっている。
北京や遼寧省瀋陽、福建省アモイなど大部分の都市で下落した。上昇したのは上海と陝西省西安の2都市にとどまった。横ばいは2都市だった。
取引数が多く、市場需給をより反映しやすい中古住宅は67都市で値下がりした。下落は6月より1都市増えた。
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