千代田化工建設は14日、北陸電力から受注した七尾大田火力発電所1・2号機(石川県七尾市)の地震復旧工事を完了したと発表した。千代田化工が納入した火力発電所の排ガスを浄化する「排煙脱硫装置」が1月の能登半島地震で損傷。2月から修繕工事を進めていた。
七尾大田火力発電所は北陸電力の主力発電所だ。電力需要が高まる夏場前の全面復旧が望まれていた。千代田化工は排煙脱硫装置の配管を支える配管ラック部分の復旧工事を主に担当した。七尾大田火力発電所は5月に2号機が、7月には1号機が運転を再開した。
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