14日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台前半で取引された。  午前10時現在は前日比74銭円高ドル安の1ドル=147円09~10銭。ユーロは11銭円安ユーロ高の1ユーロ=161円68~71銭。  13日に発表された7月の米卸売物価指数の伸び率が市場予想を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げを始めるとの見方が強まった。日米金利差の縮小を見込んだ円買いドル売りが優勢となった。  米消費者物価指数(CPI)の公表を控え、値動きは小幅だった。外為ブローカーは「市場の関心がCPIに集中している」と話した。


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