現地に精通した紳士服販売会社と合弁会社を設立し、「マンシングウェア」の中国での販売を拡大する

スポーツウエア大手のデサントは13日、2025年からゴルフ服ブランド「マンシングウェア」製品の中国での販売やマーケティングを担う現地法人を設立すると発表した。紳士服を販売する現地企業との合弁会社とし、中国国内での販売網を拡大する。

今月中をメドに中国の利郎服飾(福建)集団(福建省晋江市)との合弁会社を設立する。資本金は2億7800万人民元(約57億円)。デサントと同社の上海子会社で46%、利郎服飾が54%を出資する。デサントは利郎服飾が「店舗開発やサプライチェーン(供給網)管理、品質の高い商品開発などに優れ、事業拡大のパートナーとして最適な相手であると判断した」という。

デサントはマンシングウェアのアジア地域での商標権を保有している。これまで中国国内での販売はデサントの上海子会社が担っていた。

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