半導体や電子部品の決算発表が相次ぎました。電子部品大手の太陽誘電は2024年4〜6月期の連結純利益が前年同期比7倍になり、キオクシアホールディングスは4〜6月期として最高益を更新しました。半導体製造装置では東京エレクトロンが25年3月期に最高益となる見通しです。各社に共通するテーマは人工知能(AI)。データセンター需要に乗れるかどうかが各社の業績を左右します。電機セクションの1週間を振り返ります。
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レーザーテックの調査委「会計不正認められず」
レーザーテックは海外空売り投資家による同社の不正会計の疑いを指摘するリポートを受けた特別調査委員会の調査結果を公表しました。棚卸し資産の状況や経営陣への聞き取りに加えて関連資料を精査した結果、会計処理に不正は認められなかったと結論づけました。下落基調だった株価はいったん落ち着きを取り戻しました。
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ソニー、パラマウント買収は「戦略にフィットせず」
ソニーグループが米メディア大手パラマウント・グローバルを巡る買収合戦から撤退したことを明らかにしました。ソニーGの十時裕樹社長は、パラマウントの企業規模が大きく「戦略にフィットしない」と理由を説明しました。一方で作品の知的財産(IP)を買収する戦略は堅持します。
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