【上海共同】中国商務部の報道官は9日、欧州連合(EU)が中国から輸入される電気自動車(EV)に課す追加関税を巡り、貿易ルールに反するとして、世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表した。報道官はEUの措置は「法的根拠に欠け、気候変動に関する国際的協力を損なうものだ」と批判した。

 EUは中国製EVが中国政府からの不当な補助金によって価格競争力を高め、欧州の自動車メーカーに経済的損失を与える脅威になっているとして、7月から暫定的に追加関税の適用を始めた。

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