マンション向けの電力販売を手がけるレジルは9日、蓄電池や太陽光パネルを設置して停電に備える防災サービスを始めたと発表した。停電時でもエレベーターなどを動かせる。マンションの耐災害性を上げて住民の利便性を高める。
サービスはレジルが電力を供給しているマンションを対象とする。このほど関東のマンションで初めて成約し、秋に稼働を始める。マンションの屋上に太陽光パネル(出力12キロワット)、敷地内に蓄電池(容量61キロワット時)を設置した。
レジルは大手電力から電気をまとめて仕入れ、マンションに卸売りしている。通常、電気代は大手電力よりも数%安い価格に設定する。防災サービスは太陽光パネルや蓄電池にかかる初期投資をレジル側が負担する代わりに、電気代を大手電力と同じ水準にする。
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