第一生命の発表によりますと、東京に本社がある保険代理店の運営会社に出向していた複数の社員が、代理店の顧客の契約情報を第一生命のグループ会社に漏らしていたということです。

漏えいは2018年1月から先月にかけて行われ、あわせておよそ7万2000人分の氏名や生年月日、保険の証券番号などが漏えいしていたということです。

社員は漏えいの理由について、自身が勤務している代理店での第一生命のグループ会社のシェアを伝えようとした際、顧客の契約情報を漏えいさせてしまったと説明しているということです。

会社は「多大なご心配とご迷惑をおかけいたしますことを、心よりおわび申し上げます」とコメントしています。

第一生命では、同様の事案がほかにもないか調査を進めることにしています。

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