徳島県は8日、韓国のイースター航空と定期便の開設に向けた協定を結んだ。2024年冬ダイヤ期間(10月末〜25年3月)のできるだけ早期に、ソウル郊外の仁川国際空港と徳島阿波おどり空港を結ぶ定期路線を設ける。県は香港のグレーターベイ航空とも、今秋以降の定期便の就航に向けた提携を7月に交わしている。

韓国イースター航空との協定は「仁川―徳島間の国際定期路線の開設とその維持に向け、互いに連携・協力する」「開設後は路線の活性化、持続のために相互努力する」などが柱となっている。

徳島と海外を結ぶ国際便は、これまで香港との季節定期便や台湾とのチャーター便があった。通年での定期便が実現すれば初めてとなる。インバウンド(訪日外国人)の観光需要が高まるなか、定期路線は誘客強化に向けてプラス材料となる。

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