新ウランバートル国際空港「四つ星」獲得の授賞式

成田国際空港会社(NAA)は23日、モンゴルの新ウランバートル国際空港(チンギスハーン国際空港)が、国際的な評価機関から「四つ星」の評価を獲得したと発表した。同空港の運営にはNAAや三菱商事など日本企業4社が参加している。将来的には、成田や羽田空港などと同様の五つ星(最高位)を目指すという。

英国の第三者評価機関がこのほど認定した。四つ星は「世界標準を超える品質・サービスを提供している証し」。日本では関西国際空港や福岡空港が四つ星という。

新ウランバートル国際空港は2021年に供用開始。旧空港とは首都ウランバートルの別の場所に新設した。運営会社にはNAAと三菱商事、日本空港ビルデング、JALUXが設立したマネジメント会社が51%出資、残りをモンゴル政府の特別目的会社が保有している。23年度の旅客需要は174万人と、新型コロナウイルス禍前の19年(162万人、旧空港ベース)を上回っている。

モンゴルは新国際空港を通じて観光振興も目指している

日本企業がプロジェクトに参画したこともあり、ターミナルの清潔さ、混雑対応、トイレなどの施設表示の分かりやすさといったソフト・ハード両面で高い評価を得たという。

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