名古屋市は初めて県内大企業とスタートアップを結びつけるイベントを開く

名古屋市は7日、トヨタ自動車やJR東海が参加するスタートアップ向けのイベントを9月19日に開催すると発表した。愛知県内の大企業が持つそれぞれの課題やニーズを共有し、新興がビジネスのチャンスを探る。市が大企業とスタートアップを仲介するマッチングの時間も設ける。

名古屋市が県内の複数の大企業と新興の協業を促す大規模なイベントを開催するのは今回が初めて。名古屋市が大企業とスタートアップの連携を促進する「共創促進事業」の一環としてイベントを開く。

大企業はトヨタやJR東海のほか、三菱電機やFUJI、武蔵精密工業が参加する。それぞれの企業は、駅舎や用地を活用した地域のにぎわい創出や、自動搬送ロボットの安全確保の方策など新興と連携が望める事業分野を発表する。当日はこの他にNTTドコモ・ベンチャーズなどのベンチャーキャピタル(VC)によるパネルディスカッションも予定する。

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